起業を成功させるためには、シンプルに考えれば①資金力、②営業力、の2点が特に重要です。
ここで問題なのは、起業準備段階でこの点を軽く考えていると、起業実施後において痛い目を見るという事です。
この2点を起業準備段階でいかに準備しておけるかが勝負といえます。とわ言っても起業準備ばかりしていたのでは時間が過ぎていくだけなのでそれもよくありません。バランスとタイミングです。
とは言っても、私自身が、ほとんど準備をせず起業をした種類の人ですので、起業後に頑張れば準備不足分を取り戻せる事もあると考えます。
では、具体的な話へと入っていきましょう。
①資金力
事業で必要となる資金ばかりではなく、生活費も重要です。生活費は1年間収入が無くても暮らせる程度は準備しておいた方が望ましいといえます。
事業資金は、設備資金、運転資金、ですが金融機関からの借入れを活用すべきです。運転資金は業種にもよりますが、運転資金の2~3カ月分が目安です。
「起業前に借りとけば良かった」と後悔する人が多くいますので、「借りられるときに借りておく」という考えが重要です。
創業段階では、「特定創業支援事業」「区の斡旋融資」「日本公庫の創業融資」など公的な資金調達の方法があります。担保や保証が不要であったり、金利の優遇が得られたりしますので活用するべきです。
また、要件を満たせば「創業助成金」等への申請も可能になります。
②営業力
起業直後から受注がドンドン入ることはめったにありません。おそらく半年程度は赤字であたりまえです。
可能な限り早く受注が獲得できるように、名刺、パンフレット、WEBサイト、SNS等は事前に準備しておき、起業後はスムーズに営業活動が出来るようにしておくべきです。
特に、起業者にとってSNSは使えるツールとなることが多く、起業前につながっていた人が支援者として協力してくれる場合も多々あります。
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